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2025/2/10

FCホールディングス研究開発子会社がAI特許取得

 株式会社FCホールディングスの研究開発子会社である株式会社SVI研究所(東京都千代田区)は、昨年4月に出願した特許に関して3件の特許(特許第7595387号、7595388号、7599255号)を取得しました。

 現在実装されている大規模言語モデル(Large Language Models、LLM)はプロンプトの内容によっては適切な回答が得られない場合も多くありますが、本特許を活用したシステムでは、本来質問者が行うAIとの対話や質問内容の工夫を、サービス側に蓄積されたデータとプログラムによって自動で処理を行い、質問者がより短いプロセスで適切な情報を得られる効率的な仕組みとなっているため、行動の意思決定を行う際に、必要な情報をより手軽に的確に入手できます。また、システムからは質問者に対して新たな提案や適切な広告を提供することも可能です。

 SVI研究所では本特許を活用した第一弾のプロジェクトとして、チャット感覚で使用でき、革新的な旅の体験を推薦できる「観光コンシェルジュ」サービス開発を進めています。本システムのプロトタイプ開発においては、九州地域の大学や研究機関が連携した「福岡未踏的人材発掘・育成コンソーシアム」が実施する「福岡未踏Solveプログラム」の協力も得て進めており、ビジネス立上げについては外部の企業・団体との共創を想定しています。

 FCホールディングスグループは、今後も自社が培ってきた技術とオープンイノベーションを融合した新しい価値の創造により、国内外の地域活性化及び社会の持続的発展に貢献します。